きれいな縫い目はきれいな穴あけから。

「焼き入れ加工」を施し、刃先の「曲がり、変形」がありません。刃を丹念に磨き込むことにより生まれた「群を抜く切れ味」です。刃溝に「R」を浸けて刃先に強度と耐久性を持たせ、厚革でも無理なく穴あけができます。

刃先は鋭角で、穴をあけた時にきれいな菱形になります。また菱目を持った時に滑らないように、柄にチェックのすべり止めをいれています。

線入れと菱目打ちの使い分け

革のヘリから平行等間隔に線入りします。線入りにはネジ捻、革コンパス、溝を掘りながら線入れをするステッチンググルーバーなどを使用します。

線入れに沿って菱目打ちで縫い穴をあけていきます。

●４本、６本菱目打ちは直線に適しています。

あけた穴の最後の穴にかけながらすすんでいきます。

●２本菱目打ちは曲線に適しています。ゆるい曲線は３本目打ちを使用します。

●１本菱目打ちは間隔調整に使用します。また曲線にも使用します。

◆仕様

seiwaの5mmは（ピッチ表示）です。

クラフト社なら2.5mm（刃巾）になります。

●１本プロ菱目打 5mm

●２本プロ菱目打 5mm

●３本プロ菱目打 5mm

●４本プロ菱目打 5mm

●６本プロ菱目打 5mm